三熊野神社・後白河上皇

概要

京都三熊野神社は、京都市内にある3つの熊野神社→熊野神社、熊野若王子神社、新熊野神社の総称である。いずれも生涯に34度も熊野御幸を行った後白河法皇にゆかりが深い。

メモ

熊野若王子神社/くまのにゃくおうじ(1160)

熊野御幸の起点でもる熊野若王子神社は、永暦元年(1160)に後白河上皇が紀州熊野権現を勧請し、永観堂の書護身として創祀した。神社南側の裏山には、同志社を創立した新島襄の墓がある。

新熊野神社/いまくまの(1160)

後白河法皇の仙洞御所(天皇退去後の住居)である法住殿の鎮守社として創建された神社。造営に当たったたのは平清盛・重盛父子で、一木一草に至るまで熊野から運ばせたと伝えられている。現在ある大クスノキもその一つ。

熊野神社(811)

弘仁2年(811)に修験道の始祖、役行者の十世僧である日圓(にちえん)が紀州熊野大神を勧請したのが始まりだといわれている。

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