概要
平安時代、菅原道真公は六歌仙の一人である在原業平とともにこの地で詩歌管弦を楽しまれたと伝わります。菅原道真公が九州の太宰府に左遷されたとき、名残を惜しんで木像を贈り、それをご神体として祀ったのが長岡天満宮のはじまりと伝わります。
樹高2.5mを超えるキリシマツツジが約70mの中堤の両側を囲む真紅の回廊は、息を飲む美しさです。見頃は4月中旬から下旬頃の1~2週間。つかの間の春の景色を見ようと、全国各地から観光客や写真家が訪れます。 キリシマツツジは長岡京市の天然記念物に指定されています。
長岡天満宮境内には、かつて八条宮家の別荘があったと伝わります。寛永15年(1638)に桂離宮を造営した八条宮智忠親王によって、境内の前に広がる「八条ヶ池」が整備されました。