「京の四閣」とは?呑湖閣について

呑湖閣、金閣、銀閣、飛雲閣の4つの楼閣を「京の四閣」という。

「呑湖閣」の概要

芳春院(ほうしゅんいん)は、慶長13年(1608)、前田利家の夫人松子(芳春院)が玉室宗珀(ぎょくしつそうはく)を開山として創建した加賀藩前田家の菩提寺。大徳寺の塔頭寺院。
現在の呑湖閣は、文化年間(1804~18)の再建とされる。小堀遠州らの作による楼閣山水庭園、飽雲池も架かる廊橋で客殿と結ばれるその麗姿を見ることができる。

関連メモ

楼閣とは?

楼閣(ろうかく)とは、重層の建築物をいう。中国で2階建て、もしくはそれ以上の高層の建物。古代中国では、楼は2階建て以上の建物を指し、閣は四方を観望する見晴らしの高層建物をいう。
塔と類義であるが、塔は本来仏塔を指す。

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