5年半ぶりに狩野永徳の障壁画を有する大徳寺聚光院にて里帰り特別公開を行われました。普段は京都国立博物館に寄託していた狩野永徳とその父、松栄による本堂障壁画46面(すべて国宝)を一挙公開されました。
博物館では、横並びで展示されることが多いと思いますが、実際のお寺内で公開となると、この襖同士の位置関係で、季節の移り変わりを表現している様子がよく分かり、本当に感心させられました。
解説員の方の説明もあり、絵に込めた思いも理解することができ、良い経験をすることができました。見学は、場所がそれほど広くないこともあり、グループ単位で順番に見て回る形式でした。ゆっくり見たい気持ちも湧きましたが、後ろ髪引かれる思いで見学を終えました。
ぜひ、また見にこようと思います。