石清水八幡宮本社(瑞籬)

●所有者
石清水八幡宮

●解説
瑞籬は、幣殿北端柱列間に設けて外殿との結界をなす五間分と、幣殿外方に折れ曲がりにのびて本殿を囲む四二間分からなる。東西両面の中ほどにとち葺の中門、西面北寄りの摂社武内社本殿の西脇に潜りを開き、西中門南側に檜皮葺の閼伽棚を設ける。柱間装置は、正面中央の五間分などは内法間を菱格子として上部に竹の節をつくり、雨がかり部では腰を吹寄襷付の板壁とし、屋根銅板葺とする。いずれも小壁に天人や様々な動植物などを主題とした秀麗な彫刻欄間を飾り、極彩色を施す。

●読み方
いわしみずはちまんぐうほんしゃ(みずがき)

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